
10/19(日) 岡谷市湖畔公園にて、長野県総合防災訓練に参加してきました!
ドローン減災士協会長野支部として、昨年に引き続き2回目の参加でした。
ヘリや消防車などのデモ、炊き出し訓練、避難所開設・運営訓練、などなど他にも多種多様な訓練が行われる中、
私達ドローン減災士協会 長野支部は、機体や関連機材の展示に加え、今年はFlyCart30を使ったドローンでの物資搬送訓練を行いました。
それでは当日の様子をご紹介します!


開始式の様子です。
(左) 長野県 阿部知事と岡谷市 早出市長が壇上に立ち、訓練開始の報告を受けています。
(右) 当日は、当校スタッフ以外に、ドローン減災士を取得された方々にもご参加いただきました。


展示の様子です。
(左) 多くのお客様に足を止めていただき、FlyCart30などの機体や、飛行の様子を撮影した映像などを観ていただきました。ドローンの資格や防災活用についても丁寧にご説明をしました。
(右) 画像左からMavic3 Enterprise、Matrice350RTK(ペイロード:赤外線カメラ、サーチライト)、Matrice350RTK(ペイロード:スピーカー)、P3ペイロード(PhaseOne社 超高画素カメラ)
さて、ここからは物資搬送訓練の様子をご紹介します!
使用機体:DJI FlyCart30
搬送した物資:水・アルファ化米(20kg弱)
航路:みなとなぎさパーク(下図左下)から離陸し、諏訪湖の上を通り多目的広場(下図右上・訓練主会場)に着荷および着陸
飛行距離:約1km
飛行時間:5分程度(船の通過待機時間含む)
※離陸地点・着陸地点にそれぞれパイロットと補助者を配置。
※公園内での飛行等に関しては事前に申請し、許可を得て行っています。



離陸地点での準備の様子です。
(左) FlyCart30を展開・点検しています。 (右) 機体のウィンチフックに、搬送する荷物を取り付けています。


(左) 荷物を吊り下げずに飛行させて、機体の最終確認をしています。
(右) 荷物を吊り下げ、機体が飛び立とうとしているところです。(荷物を吊り下げた状態での離陸にはちょっとしたテクニックが必要なんですよ!)


(左) 機体が着荷地点に到着し、ウィンチを降ろしているところです。荷物が地面に接地すると、それを感知して自動的にフックが開く仕組みです。
(右) 着荷および機体の着陸後、長野県警備業協会の方々が背負子で荷物を運んでくださいました。実際の災害現場でも、様々な機関と連携して動けるよう、日頃からの体制づくりを進めていく必要があります。
ということで、簡単ではありましたが、今年度の総合防災訓練のご報告でした。
展示ブースには消防関係の方や自治体の方、加えて家族連れの方まで幅広く色々な方にお越しいただき、声をかけていただきました。
ドローンの防災・減災分野での活用がますます重要視されるなかで、間違いなく注目度が上がっていることを実感しました。
一方で、ドローンについて詳しく知っている方がそう多くないのも現状です。
だからこそ、こういった防災訓練の場や学校、企業などに出向き、ドローンをより身近に感じてもらったり、どんどんと広がるドローン活用の可能性を知っていただくことが重要だと考えています。
私達は、防災訓練への参加やドローン操縦体験、セミナーなどの開催依頼を随時受け付けております!
今までにも小学校や専門学校の学生さん向けの出前授業や、自治体の防災訓練での飛行デモ、幅広い業界の方に向けたセミナーなどを行わせていただいております。
ご依頼に合った形で柔軟に開催いたしますので、ご興味のある方はどうぞお気軽にご連絡ください!

