9/24(水)・25(木)の2日間に渡ってポートメッセなごやで開催された、「第4回ドローンサミット」に行ってきました!

このイベントは愛知県・経済産業省・国土交通省が主催しており、展示会とシンポジウムが同時開催されている形でした。
メーカー・サービサー・サプライヤー・公的機関など多くの企業および団体の出展がありました。

さて、ここからは会場の様子を少しおすそ分けします!

eVTOL機、通称「空飛ぶクルマ」の展示です。この機体たちが普通に空を行き交う時代がくるかもしれないと思うと、ワクワクしますね!

(左)水中ドローンです。ダムや港湾などの水中インフラの点検、養殖網の破損確認や魚の状態監視、水中環境の観測、テレビや報道での水中映像の撮影など、水中での危険を伴う作業を担っていく存在になっていくことが期待されます。
(右)パイプクローラーです。水道管などインフラ点検の需要が高まっている昨今、危険性を抑えながら効率的に点検を進められるこうした技術は、要注目です。

段ボールドローンです。通常のドローンの10分の1~100分の1程度に抑えられ、撥水加工済の段ボールを使用し耐久性にも優れているということで、こちらも注目の技術でした。
飛行デモを見ることができ(当日は強風のためホバリングのみ)、今後の実証や実運用にも期待が高まります。

(左)主なドローンが使用する2.4GHz帯などの無線環境を確認することができる無線チェッカーです。このように、ドローンの機体以外の周辺機器も豊富に展示されていました。
(右)「ドローンストライカー」という韓国発ドローンスポーツのデモの様子です。屋内・屋外ドローンショーやドローンサッカーに続いて、エンタメ用途での可能性も広がっていることを感じました。

長野県のパネル展示です。(右パネル左上に当社の資料が掲載されていました!)

シンポジウムでは、公的機関・民間企業それぞれの目線からのドローンの防災活用について聴講しました。
キーワードは「フェーズフリー」(日常時と非常時を区別せず、『もしも』の時に役立つモノやサービスをデザインする新しい防災コンセプト)
能登半島地震の際のドローン運用に関する課題を多くの団体が挙げており、普段からのドローン運用体制の検討や実証、市民の理解を深めておくことが有事の際のスムーズなドローン活用に繋がるということでした。

ごくごく一部のご紹介ではありますが、上記のように、新しい技術が集結したとても興味深いイベントでした。
技術革新が進む中で、それらをどのように社会に取り入れていくのかということを課題として、現在は国・自治体・民間企業など、それぞれの立場から少しずつエアモビリティの活用を進めているということが良く分かりました。


私達も、この変革の一部を担う存在としてより一層ドローン活用に向き合っていきます!